こんにちは!マリアナです。
前回、「マクロビオティックとは何か?」というブログを書きました。
まだお読みになられていない方や、マクロビオティックについてしっかり学びたい方は前回のブログもおすすめします。↓
まずはじめにマクロビオティックは宗教でもストイックで不味そうな物を食べるもの・・・ではありません!!
マクロビオティックは2種類あると考えられています。
A. 病気を治すためのマクロビ
B. 自分がより健康になるためのマクロビ(生理痛、冷え性、花粉症など)
私たちがこれから皆さんにお伝えするマクロビはBの健康になるためのマクロビです!
癌など何かしら病気を抱えている方には、お医者さんに診てもらいつつ、かなりストイックなマクロビをする必要があります。
ですから、人それぞれの症状が異なりますのでまずは病院に行くことをお勧めします。
①身土不二(しんどふじ)
人間も植物も生まれた環境と密接な関係にあって、自分の暮らす土地で季節にとれた旬のものを食べると、心と身体のバランスが自然と整っていく。
旬のものを食べるメリットは
・価格が安い
・供給量が多い
・栄養価が高い
だからスーパーで売られている旬の食べ物は安くて沢山売られているんですね!
②一物全体(いちぶつぜんたい)
生命は全て一個で調和されて食べ物は身だけなく、皮やアクも含めた丸々食べると心身ともに整っていく。
例えばお米に例えると・・・
玄米は外皮で覆われていて、胚芽やぬか層が残っています。
しかしそれに対して
白米は精米になる際に外皮がはがされ、玄米に含まれる栄養分が無くなってしまうので、胚乳しか残っていないのです。
要するに…
白米と玄米はカロリーは変わらないのに栄養価は玄米の方が高いのです!
いわゆる「精米日」とはお米の「命日」ですからね
「命日かいぃぃ・・・」
っとドン引きされたかと思いますが、私たちはずっと栄養価の低い物を食べ続けているのは事実なのです。
何故なら、精米にすると玄米に含まれるミネラルや食物繊維、ビタミン等がそぎ落とされてしまうからです。
だからといって「白米なんかもう食べるな」とか「今日から食べるお米を玄米オンリーにしてください」とは言いません 笑
しかし、日本人にとって玄米は栄養素が豊富なスーパーフードだということを覚えて頂きたいです!

~陰陽論について~
マクロビオティックの創始者 桜沢 如一(さくらざわ ゆきかず)氏が、古代中国の「易経」の考え方を元に、「無双原理・易(むそうげんり・えき)として再構成したもの。
陰(遠心力)⇒上昇・拡散する動きと状態 (地球の中心⇒太陽)
陽(求心力)⇒下降・収縮する動きと状態 (太陽⇒地球の中心)
身体だけでなく、食べ物にも陰陽が関係しています。
マリアナが描いた図のように陰陽は地球と太陽でリンクされています。

陰性の食べ物 → 身体を冷やし緩める = リラックス、やる気が出なくなる
中庸の食べ物 → 心身ともに整える = マクロビオティックではおすすめ
陽性の食べ物 → 身体を緩め引き締める = 緊張(ストレス)、やる気を出す
となります。
ですから、年中暑い国と地域で辛い料理が沢山あるのは、身体を冷やすためにね! ⇒ 陰性に強い
反対に、寒い国の地域(日本では北海道)では身体を温めてパワーを出すためには肉類や魚介類、卵といった動物性たんぱく質を多く摂る ⇒ 陽性に強い
それと、温帯の地域(日本)では陽性にも陰性にも極端に強くない
中庸の食べ物を食べます!(海藻、豆類、雑穀、温帯の野菜・果物、木の実、種子など)
だからといって「もう中庸の食べ物しか食べちゃダメー!!」
と強制はしません (笑)
あくまでも知識として知って下さいね、という意味です。
【結論】
マクロビオティックは、季節に合わせて自分のお住まいの地域で収穫された食べ物を食べて健康に生きよう!ということです。
何事にも楽しく続けることが重要ですので、マクロビオティックも楽しくやりましょう!
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